九天星

 九天星(きゅうてんせい)は自身の移動によって影響を受ける人格・性格のようなより人間の軸の部分について、大きく九つにわけたものです。十干の象意でも「注意力が散漫になる」「要点を得なくなる」という評価がありますが、これよりもっと根幹領域への影響を表しています。では「それぞれに吉凶があるのか?」というと、そうではありません。実は九天星が示すものは影響される「性質」であり、太陽エネルギーの「天地干」と地球エネルギーである「門」などにより吉・福・幸・善と凶・災・悪についてスペクトラムを示すのです。簡単に言えば、その九天星が示す人格・性格が十干と八門によって100%吉から100%凶まで段階的に変化すると考えていただければ結構です。
 さて九天星の名前についてですが、これは夜空の星からとったものです。北斗七星は、おおぐま座の腰から尻尾を構成する7つの明るい恒星で象られる星座であり、うち6つの星はすべて2等星です。「OO等星」というのは、紀元前150年頃、ギリシャの天文学者ヒッパルコスがはじめたもので、夜空でもっとも明るい星たちを1等星、次に明るい星を2等星、そして眼で見えるいちばん暗い星を6等星と名付けました。そして2等星は全天で60個しかないにもかかわらず、北斗星には実にその10分の1が集まっているため目立つものです。そのため世界中で様々な星座神話が作られていますが、そこは奇門遁甲でも同じで北斗七星を構成する星の名前を使いました。ただ、それでは足りないのでさらに2つの実在しない星(虚星)の名前を当て九天星のそれぞれの名前をそろえたわけです。すなわち天蓬星(てんほうせい)、天芮星(てんだいせい)、天衝星(てんしょうせい)*または天冲星(てんちゅうせい)、天輔星(てんほせい)、天禽星(てんきんせい)、天心星(てんしんせい)、天柱星(てんちゅうせい)、天任星(てんにんせい)、天英星(てんえいせい)の9つになります。
 「そうか~2つは実在しないんだ」となんとなく残念な感じもしますが、よく調べるとそうではなさそうです。実は北斗七星第1星「天蓬星」は1.80等と4.95等の2つの恒星からなる実視連星ですし、第6星「天心星」にはアルコスという伴星が存在します。あれ!星が2つ増えて合計9つになりました。
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Re: 天心星について

コメントありがとうございます。江戸時代の書物に天心星の表記があるかどうかは、私もまだまだ研究不足のためわかりませんが、『日本書紀』推古天皇十年(602年)条に,「冬十月,百済の僧,観勒来おもむけり,仍よりて暦の本及び天文・地理の書, びに甲・方術の書を貢たてまつる。是の時に,書生三四人を選びて,観勒に学び習はしむ。陽胡史やごのふびとの祖おや玉陳たまふる,暦法を習ふ。大友村主高聡おおとものすぐりかうそう,天文・甲を学ぶ。山背臣日立やましろのおみひたち,方術を学ぶ。皆学びて業みちを成しつ。」とあります。そのため、遅くとも602年までには奇門遁甲が日本に伝わっていたことになるので、天心星は江戸時代には知られていたのではないでしょうか。


> 江戸時代1760年頃には、天心星の名称が知られていたか、ご存知でしたらお知らせください。

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海原竜輝

Author:海原竜輝
とある研究所にて生体防御について研究しています。吉方にいくと地球を取り巻く良好な空間エネルギーを取り込むことができ、病気が治癒したり症状が緩和することがあるようです。空間エネルギーはいわゆる「気」であり、水を介して身体に入る性質があります。人体に気を入れ込むには空気を介すこともできるのですが、水を介したほうが効率がいいそうです。水の比熱が高いことは知られていますが、気を溜め込む容量も多いのかもしれません。

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