庚丁(かのえ・ひのと)で起こる可能性の高いこと
庚丁(かのえ・ひのと)は亭亭之格(ていていのかく)と言われます。「亭亭」とは、樹木がまっすぐに伸びて高くそびえ林冠がどの辺にあるのか全く想像がつかない様子や場所がはるかに遠いことを意味します。つまり「亭亭之格」とは非常に遠い状態を意味しています。はるか彼方に見える蜃気楼や目を遅めなければ見えない遠いところというイメージでしょうか。この方位を使うと、自分であれこれと問題を作ってしまい前途多難な日々を過ごすようになります。煩雑なことが増え、目的を見失ったり希望が消えてしまい、前に進めなくなってしまいます。商売の破綻やビジネスなどにおける失敗で被った金銭的な損失は回復するまでに時間がかかります。人間関係にもひびが入りやすく、とくに悪い異性に騙されることがあり、長期間にわたり悩むことになります。肉体的にもケガや病気になりやすく、これもまたすぐには治癒しません。場合によっては生涯引きずるほどのダメージをうけます。門が吉であればかろうじて使用することができます。たしかに、それまで順調にいっていたことがさらに加速して発展するようにはなるのですが人はすべてがうまくいっているわけではありません。この方位を使うと、その負の部分が強調されてしまい結果として全体的な発展や幸福には結び付かないことが多いようです。
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