八門(はちもん)

 八門には開門(かいもん)、休門(きゅうもん)、 生門(せいもん) 、傷門(しょうもん) 、杜門(ともん) 、景門(けいもん)、死門(しもん)、驚門(きょうもん)の8種類があります。一般的に、方位盤では「門」を省略し「開・休・生・傷・杜・景・死・驚」で表示されます。八門には、それぞれに元の位置があります。これを「定位(ていい)」と言います。開・休・生・傷・杜・景・死・驚それぞれの定位は、北西、北、北東、東、南東、南、南西、西となります。そして八門は、十干の動きに伴ってその位置を移動します。「動きに伴ってその位置を移動する」とはどういうことか。実は八門の位置を決める際は、まず節気を読んでから十干の天盤の位置を決め、続いて地盤の位置を決めて天地盤を完成させます。そして地盤の十干が「甲」となる場所を基準にして、陽遁・陰遁を踏まえて八門を配座していくのです。このように八門の場所を決定するのは十干であり、ゆえに運勢良化については十干を最も重視すべきなのです。
 さて話は変わりますが、建物の構造を考えるときの風水では北東を「鬼門」と呼んでいます。しかし奇門遁甲では「生門」の定位であり、解釈に大きな違いが出ることがあります。ではなぜ「鬼門」と呼ばれるようになったでしょうか?これを理解するにはまず時計の上を北側に見立てることが必要です。そして12時の針から子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥と並べていきます。するとちょうど北東に丑と寅が位置します。丑(牛)には角があり寅(虎)はトラ柄の模様をしていますね。これはまさに「角の生えたトラのパンツをはいた鬼」というイメージです。このような連想から、奇門遁甲では生門である北東(定位のとき)が、いつのまにか鬼門となってしまい、なんでもかんでも悪く解釈されるようになってしまったのが現状なのです。
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生門

「生門」は時間帯としては午前1時から午前5時に当たります。この時間は誰もが寝ている時間であり、体力の回復や翌日の仕事や勉学を充実させるためのエネルギーを得る、あるいは脳内の情報を無意識に整理している時間です。また、植物の種はこの時間帯に発芽を開始し、翌朝に若い双葉を現します。朝方にみられるキノコも実はこの時間に伸び始めます。このように疲れた体を回復したり、眠っていた種がエネルギーを使って伸びる時間帯であり、生気を満たしていく時間なので、「生門」と名づけられています。これから新しいことをはじめるときやだめになりそうなものを(死にそうなもの)を修復するのに使用すると良い八門とされます。

傷門

「傷門」は時間帯としては午前5時から午前7時に当たります。奇門遁甲が開発された当時もほとんどの人はこの時間に起床して活動を開始していたわけですが、そのときは寝起で頭がぼんやりとしています。あるいは仕事に向かうために急いだりします。そのため物を破損するあるいは怪我をしたり、それが原因で人とけんかすることが多くなります。このように物あるいは人間関係にひびをいれるので「傷門」と名づけられています。しかし、何かの目的のために壊す行為、例えば手術や解体作業については他の層の組み合わせがよければ非常によいものとなります。

杜門

「杜門」は午前7時から午前11時に当たります。この時間帯に仕事場に行くので家の門が閉じられます。また会社や研究所では仕事モードになるので、扉が閉じられます。あるいは全員が仕事モードなので思考回路全体が仕事に使われて閉じているということもできます(情報空間の締め出し)。このように一日の仕事や作業、家事により全体がなんとなく閉鎖的になる時間帯なので「杜門」という名前がつけられています。特に奇門遁甲が開発された当時は、農業や工業など1次・2次産業が中心でした。一生懸命刀をつくっている職人や田畑を耕す農民には声がかけにくいものです。物事に集中している人は、他から見れば閉ざされているイメージが強いものです。このことから杜門は、隠れるという現象を意味し、身を隠すのに使用する方位とされます。世間の喧騒から離れ真実を見極めようとする、誰も使用としなかった開発をする、つまり探検・研究・捜索活動については、他の層との兼ね合いから利用することができると言われます。しかし、憧れの人の気を引こうとしたり、上司から認められたいときになど脚光を浴びたいときにこれを使うと、目立たなくなるので悶々とした日々をすごすことになります。また、層の組み合わせが悪いと(特に十干の兼ね合いから)探検に行けば行方不明、研究しようものならいつまでも結果がでず!という状態に陥ります。一般的に杜門は凶方位に分類されているので、時盤での数値計算ではマイナスの値となりますが、先述の通り職人・研究者的仕事を成し遂げようとするときは他の層がよければ(特に十干)利用できます。

景門

「景門」は午前11時から午後1時に当たり、太陽が昇りきって最も明るく、そして仕事がはかどり始めた時間帯です。その活発な様子、景気が良いということから「景門」と名づけられます。ところで、この時間帯は通常お昼時なので仕事や勉強が中断されますね。すると景門というのはふさわしくないと思えます。これはどういうことかというと、当時の食生活は1日2食だったからと考えられます。実は1日3食という食生活自体が近代になってから導入されたものであり、しかもそれはかの有名な発明王トーマス・エディソンが自分の特許製品であるトースターなどを売るために「1日3食が健康に良い」といったのがきっかけなのです。さて、話を戻しますがこのように作業が順調である意味合いが景門にはあり、吉門として扱われます。

死門

「死門」は午後1時から午後5時に当たります。午前中から根つめて行なっている仕事で疲れ、作物は暑さで弱り始める時間です。つまり全体的に活気が無くなっていく様子を示すことから死門と名づけられます。方位学では最凶で、修復不能な状態、死亡、絶滅、壊滅へと導かれることになります。よって時盤での数値計算ではマイナスの値となります。しかしながら、すでに壊れてしまったものや死者を送る際は、他の層の組み合わせがよければ非常によいものとなり、安らかな眠りを送ることができます。永遠のお別れをするときに使う方位だと考えてよいでしょう。

驚門

「驚門」は午後5時から午後7時に当たり、ちょうど仕事をやめる時間帯になります。そろそろ終わりというときに限ってさらなる仕事が舞い込んできたり、うまくいかなかったものが急に調子よくなって、もうすこしやってみようかということになります。「そろそろ終わりなのに!」という思いも重なって、このようなイベントに対する驚きも強くなるものです。このように良くも悪くも想定外のことが起きるという意味合いがあるので「驚門」と名づけられています。一般的に凶として判断されていますが、十干がよければ相手を感動させたり、良い意味で自分の強い印象を与えるために使用することが可能とされます。

開門

「開門」は午後7時から午後11時の時間帯にあたります。その日の仕事や家事から離れ夕食を食べて落ち着いているときです。また、同時にこの時間帯は自分のために使える時間です。仕事のスキルアップのためや資格取得のための勉強もこの時間帯にするのが一般的です。奇門遁甲が開発された当時も軍事作戦に携わる将校らはきっとこの時間に蝋燭を灯しながら、明日の作戦準備をしていたでしょう。明日を開く、すなわち未来の運勢を開くために使える時間なので「開門」と名づけられています。開門の方位はゆったりとするよりもあえてアクティブに活動をしたほうがよいでしょう。

休門

「休門」は午後11時から翌日午前1時にあたります。体や脳を休めるために睡眠に入る時間帯に相当するので休門と名づけられています。休門の方位は、慰安旅行や休養など疲れをとりたいときに用いると良い吉門です。うつ病などの精神疾患をはじめ各種病気の療養のために転地療法を行なうときにはぜひとも使いたい方位です。どのような病気であれ、入院先を変えるあるいはかかりつけの医者を変更するときはこの方位が適しています。しかし、休むときに雑音や雑念があるとなかなか寝付けず寝起きが悪くなり、かえって疲れてしまうということを経験している方も多いと思います。奇門遁甲で休門を使用するときも同様の傾向があり、十干が凶ではエネルギーの回復を図ることはできません。休門の効果を十分に活用するには、十干が吉の方位を使う必要があります。
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月刊ブロマガ価格:¥ 1500

紹介文:引越しや旅行の際に目的地の空間エネルギーを移動方位と時間帯から把握し、運気を上げる方法を「方位術」といいます。
そしてこれを研究する領域を「方位学」といいます。

方位学には様々な分野がありますが、中でも奇門遁甲(きもんとんこう)は効果が強いことが知られています。奇門遁甲では各方位の空間エネルギー状態を表す「方位盤」が年・月・日・時の4つの時間軸につくられています。この中でも各時間帯の空間エネルギー状態を示した「時盤」を利用しての移動は極めて強力な作用を発揮するとされます。このことは特に、引越しや時間での移動の多い現代人にとっては大変使いやすいということでもあります。さて、時間帯ごとの空間エネルギーを知るには「時盤」が必要になるわけですが、そこに書かれている五層も読みこなせなければなりません。時盤をつくり、さらに盤を読みこなすということは、これは大変煩わしことです。そんなことをやっていたのでは吉となる方位と時間帯を逃してしまうことになるでしょう。そこで各時間帯の8方位における吉凶の度合いを%で示した「応用時盤」をコンテンツとして提供します。

応用時盤は現代の地図に合わせてやすいように上を北にしました。この方位盤は5層すべてを表示しているので、多くの方位術に応用することができます。これまでは時盤のみで評価しておりましたが、さらにアップグレードし年・月・日盤も加味した評価数値で各方位の状況を表しました。もちろん年・月・日・時盤それぞれについて5層を表示していますから、時盤が必要ない方でも使用できます。このようにほぼすべての情報を網羅した形となります。

さあ、到着する場所の方位域、地域別時間補正、出発時刻を見極めより数字の高い方向へ移動しましょう。引越し、ビジネス、旅行など移動を伴うイベントにはぜひ吉方となる時間帯を。

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サーバーの使用量がオーバーする可能性、また作業効率の問題から基本的にその日を1週間以上経過した時盤は予告無しに削除させていただきます。あらかじめご了承下さい。見本は「カテゴリ」の「応用時盤見本」を参照してください。

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プロフィール

海原竜輝

Author:海原竜輝
とある研究所にて生体防御について研究しています。吉方にいくと地球を取り巻く良好な空間エネルギーを取り込むことができ、病気が治癒したり症状が緩和することがあるようです。空間エネルギーはいわゆる「気」であり、水を介して身体に入る性質があります。人体に気を入れ込むには空気を介すこともできるのですが、水を介したほうが効率がいいそうです。水の比熱が高いことは知られていますが、気を溜め込む容量も多いのかもしれません。

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