甲甲(きのえ・きのえ)で起こる可能性の高いこと

甲甲(きのえ・きのえ)は雙木成林(そうぼくせいりん)と言われます。多数の巨木が林や森を形成しているイメージでしょうか。林床は薄暗くも、コケや背の低い草あるいはキノコなどが多数生えて、豊かな生態系をつくりだしている風景を示唆します。時折、枝の間から降り注ぐ光が地表を明るくし、美しい蝶が舞うこともあるでしょう。この方位を使うと、日ごろの努力を支えさらに能力を伸ばすことができます。重要な場面では自分でも気がつかなかった最大限の力を発揮することができ、成功は自信をもたらします。特筆すべきはさらに他の分野でも才能を伸ばすことができ、多彩な能力を開花させることも可能となります。いままで苦手であった分野も少しずつ伸びていくでしょう。
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甲乙(きのえ・きのと)で起こる可能性の高いこと

甲乙(きのえ・きのと)は藤蘿絆木(とうらはんぼく)と言われます。「藤」とは、つるを木に巻き付けながら登り、樹冠に広がる植物のことです。そして「蘿」とは、蘇苔類や地依類・菌類などのことです。大木につる植物が巻き付きながら太陽の光があたる一番高いところまで上り詰める、あるいは安定した巨木の表面にコケが生い茂るようなイメージでしょうか。この方位を使うと、自分よりも圧倒的に地位や経済力の高い人に援助を受けることができるようになり、これまで苦労していたことが一気に解決するような強力な上昇運をつかむことができるとされます。 

甲丙(きのえ・ひのえ)で起こる可能性の高いこと

甲丙(きのえ・ひのえ)は青竜帰首(せいりゅうへんしゅ)と言われます。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。この神龍が自分のほうに向き、幸運をもたらすというイメージでしょうか。この方位を使うと、それまで悪夢としか思えなかったことも一気に解決するだけではなく、場合によっては吉に転化します。多くの援助や引き立てに恵まれ、物事に取り組むほどに経済的・物質的、そして精神的に豊かになれるでしょう。新しいものに挑戦するパワーがみなぎり、若者向けの事業や商売をしている人には最適の方位です。また株式や不動産の買い付け、新規事業の立ち上げなどにもよいでしょう。

甲丁(きのえ・ひのと)で起こる可能性の高いこと

甲丁(きのえ・ひのと)は乾柴烈火(かんしれっか、かんさいれっか)あるいは青竜耀明(せいりゅうようめい)と言われます。「乾柴」とは乾いた落ち葉や小枝を意味し、これに火がついて猛烈に燃え出すというイメージがあります。また「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。「耀明」は光り輝く意味です。このことから甲丁の方位は、神龍がパワーを得て光り輝き、大地に巨万の富をもたらすというイメージでも表されます。この方位を使うと、それまで意味のないように思われたことや邪魔であったこと、つまらないことが一瞬にして自分にとって大変重要な物事になることがあります。学業やスポーツでは基本的な反復練習が、意味のあるものとして認識されます。その重要性に気づき、さらに創意工夫をすることで能力が開花します。また、この方位はビジネスや交渉事によく、計画をいち早く進めるにはもってこいの方位でしょう。 

甲戊(きのえ・つちのえ)で起こる可能性の高いこと

甲戊(きのえ・つちのえ)は禿山孤山(とくざんこぼく)あるいは剥山孤木(はくざんこぼく)と言われます。読んで字のごとくですが、すべての樹木が枯れ果て斜面がむき出しになってしまった山に、一本の木がかろうじて生えているイメージでしょうか。土は乾燥してひび割れ風が吹くたびに砂ぼこりが舞い上がる状態です。この一本の木が枯死するのも時間の問題。この方位を使うと、それまで順調であったことがすべてなかったかのように衰退するようになります。経済的に困窮を極め、平穏であった家庭も争いが絶えなくなります。大きな原因としては上司や部下に見放されたこと。援助者が離れ、相談相手もいなくなり孤軍奮闘しますが、なにせストレスで頭が回らないので判断を誤ることになります。あがけばあがくほど失敗が重なり身を亡ぼすことになるでしょう。 

甲己(きのえ・つちのと)で起こる可能性の高いこと

甲己(きのえ・つちのと)は根制鬆土(こんせいしょうど)と言われます。「鬆土」とは多孔質で水分を維持する能力が低いさらさらした土あるいは砂なのですが、これに根を巡らせて植物が制覇するというイメージです。この方位を使うと、自分を適切に理解し大いに協力してくれる人に巡り合うことができます。協力者とともに前途多難な計画に取り組むことになりますが、一歩一歩着実に切り開いていくことができるでしょう。新しい事業や研究開発を始めるにはよい方位です。結果が出るまでに時間がかかりますが、しっかりとした基礎を作ることができるので末永く成長することができます。すでに身分の高い方や重役の人は、不意の災難や不祥事があっても周囲の理解者のおかげで難を逃れたり、たとえ失脚してもすぐに復帰することができるでしょう。同業者ネットワークを強固にするのにもよい方位です。 

甲庚(きのえ・かのえ)で起こる可能性の高いこと

甲庚(きのえ・かのえ)は飛宮砍伐(ひきゅうかんばつ、ひぐうかんばつ)あるいは直符飛宮(ちょくふひきゆう)と言われます。「飛宮」というのは、九宮すなわち1白(いっぱく)、2黒(にこく)、3碧(みへき、さんへき)、4緑(しりょく)、5黄(ごおう)、6白(ろっぱく)、7赤(しちせき)、8白(はっぱく)、9紫(きゅうし、くし)のことを指します。九宮は奇門遁甲によって影響が出てくる領域や分野、人体の箇所を大まかに示すものです。砍伐とは鋼鉄の斧で樹木を一気に伐採することです。よって「飛宮砍伐」とは、これまで様々な分野や領域で積み上げてきたものが、斧でなぎ倒されるイメージでしょうか。なぎ倒された大木からは、そこに住んでいた多くの鳥や小動物が逃げ出すことになりますが、自分の周りにいた理解者や援助者がいなくなるということでしょうか。この方位は3大凶方位のひとつであり、わずかの間に根本的なところから壊滅的な被害をうけ、四面楚歌の憂き目を見ることになります。事故や事件を起こすあるいは巻き込まれることが多く、不幸のどん底に突き落とされるようになります。ただし、場合によってはその予兆があります。最初は、それまでコントロールしたことがなかったものが手に入り喜びに包まれるのですが、そもそも自分自身にそれを正しく扱う能力がないために、振り回されるようになります。そして挙句の果てに自らを亡ぼすことになります。この方位を使うと、一過的に吉事が起こることがあるのもポイントです。 

甲辛(きのえ・かのと)で起こる可能性の高いこと

甲辛(きのえ・かのと)は木棍砕瓦(もっこんさいが)あるいは青竜折脚(せいりゅうせっきゃく)、青竜折足(せいりゅうせっそく)と言われます。「木棍」とは木でできた棒のことですが、ただの棒ではなく米や麦などの穀物を粉砕するような太くて頑丈なものです。このような生活を支えるような道具が粉々に砕け散ってしまうというイメージでしょうか。あるいはそのような棒で、瓦をはじめ鏡や宝石などを粉砕するというイメージでもよいでしょう。鏡や宝石とはすなわち生活道具や財産を意味します。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。青竜折脚や青竜折足は読んで字のごとく、この神龍の足が折れてしまうというイメージなのでしょう。この方位を使うと、不幸な出来事が多発し、じわじわと病にむしばまれていくことになります。また、同様に経済力や社会的地位も下降の一途をたどるようになるでしょう。 

甲壬(きのえ・みずのえ)で起こる可能性の高いこと

甲壬(きのえ・みずのえ)は隻帆漂洋(せきはんひょうよう)や青竜入夫(せいりゅうにゅうふ)、竜入天牢(せいりゅうてんろう)と言われます。「隻帆」とは船のことですが、当時は帆船だったので「帆」という文字が付随します。帆船がただ一隻だけ、大海のど真ん中に漂っているというイメージでしょうか。もしかしたらすでに帆が破れ、舵を失い、針路をきれずにただただ海流に乗っているだけということもあるでしょう。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。「入夫」とは、昔の婚姻制度にある入夫婚姻にちなんだものです。これは女戸主をしている妻の戸籍に夫が入る婚姻方法で、子供が全て女性だったり夫に先立たれしている場合に行われました。このように女性が戸主になっていることを「女戸主」といいます。 婚姻後に妻が戸主を続けるか、夫が新たに戸主となるかは任意で、昭和22年民法の改正によって制度としては廃止されました。しかし、当時の時代背景を考えると婿養子はよいものとは考えられておらず、どちらかというと男性としては負け組的な要素があったようです。よって青竜入夫とは、神龍がその地位と名誉、力を失ってしまったということをイメージしています。「天牢」とは、漢字の意味そのままですが天の作り出した牢獄のことです。当然のことながら、人間の作った牢屋とは異なり、絶対に出ることはできません。「竜入天牢」とは、そのような牢獄のなかに神龍が入っているということをイメージします。神が牢屋に入れられるわけですから、何か大罪を犯したということでもあります。この方位を使うと、周囲から仲間や理解者がどんどん離れていき最後は孤立する状況に陥ります。孤独で淋しい、そして心身ともにつねに不安定な生涯を送ることになるでしょう。経済や社会的な地位も極端に悪くなることが多く、時折のボーナスや一時的な臨時収入が唯一の心の救いです。それはあたかも灼熱地獄の海洋上でときおり魚が釣れるようなものです。地位の高い人は不祥事や他人の策略にはめられ、失脚する可能性があります。すべてのことについて良を期することはできません。 

甲癸(きのえ・みずのと)で起こる可能性の高いこと

甲癸(きのえ・みずのと)は樹木露水(じゅもくろすい)あるいは樹根露水(じゅこんろすい)、青竜華蓋(せいりゅうかがい)と言われます。「樹木露水」は木々や草花が朝露で濡れている、あるいはその上にさらさらと柔らかな雨が降り注いでいるというイメージでしょうか。「樹根露水」も同じですが、樹木に降り注ぐ雨が乾いた地面を濡らし、根から水分や養分が吸い込まれることで、樹木がさらに成長するという大地の恵みをイメージします。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。「華蓋」とは、身分の高い人たちが持っていた、花のように美しい衣笠のことです。つまり「青竜華蓋」とは美しい衣笠をかぶった神龍が天空を舞うというイメージです。この方位を使うと、勤勉で努力するような性格になり、勉学をはじめ仕事でも家事でもしっかりとした基礎基本が出来上がるようになります。この基礎力に支えられ、末広がりに運が開けるようになるでしょう。その前途は苦労も多いですが、少しずつ確実に発展していきます。また、活動的になるので賢く社交的になり、社会的な地位も上がります。 

乙甲(きのときのえ)で起こる可能性の高いこと

乙甲(きのときのえ)は錦上添花(きんじょうてんか)と言われます。「錦上添花」とはすでに四字熟語になっていますが、善美なものの上に、さらに善美なものを加えること。本来、美しい錦にしきの上に、さらに美しい花を添える意味があります。よいもの、美しいもの、めでたいことなどが重なることに用いる言葉で、通常「錦上きんじょうに花はなを添そう」と訓読を用います。奇門遁甲でも、錦上添花はすでに美しいものに繊細かつ優雅な花を添えて絢爛豪華に飾り立てるというイメージでしょうか。この方位を使うと、吉事の上にさらに吉事が加わり、喜び極まるようになります。今の実力がさらに強められ、予想以上の成果を出すことができます。場合によっては障壁を力ずくで強行突破し、それまでは敵いそうにない相手でも倒すこともできるでしょう。相手は先輩や上司、あるいは入試や新規事業などいろいろなことが考えられます。物心共に恵まれるようになり、経済力や権力のさらなる高みを目指し、精力的に活動することができます。 

乙乙(きのときのと)で起こる可能性の高いこと

乙乙(きのときのと)は伏吟飛蓬(ふぎんひほう)あるいは伏吟雑草(ふぎんさっぞう)と言われます。背が高く、そして何の役にも立たない雑草が自分の周囲四方八方を取り囲んでいるイメージでしょうか。あるいは堅牢な城壁で囲まれているイメージでしょうか。この方位を使うと、役に立たないことがばかりが起こり、自分自身の身動きが取れなくなり、もだえ苦しむことになります。状況を打開しようと無理に物事を進めても、相手を動かすことはできず、自らは悪化の一途をたどります。結果として自分が想像するものとはかけ離れた状態になり、衰退するようになります。発展性、前進、進歩、進化といった概念とは縁遠くなり、前途多難な状態です。結果として精神状態に異常をきたすこともあります。しかし、逆に何かを守るためには良い方向と言えます。守備、防御、保存、維持など自身や物事を破壊や破損、腐敗から遠ざけるにはもってこいと言えます。この象意で言えば、不祥事を起こしてしまった場合は身を隠すのに使えるかもしれません。 

乙丁(きのと・ひのと)で起こる可能性の高いこと

乙丁(きのと・ひのと)は三奇相佐(さんきそうさ)あるいは奇儀相佐(きぎそうさ)と言われます。三奇とは十干のうち乙・丙・丁のことを指します。ちなみに、己・戊・庚・辛・壬・癸は六儀と言います。さて、ここでの「三奇」とはまさに乙丁のことであり、「相佐」とは互いに助け合った支えるという意味があります。「三奇相佐」も「奇儀相佐」も、乙丁が相互補完することですべての物事が安定し、調和するという意味を持ちます。この方位を使うと、あらゆるバランスが取れるようになり、物質的にも経済的にも安定するようになります。例えば精神疾患などを抱えている場合には緩和作用があると言われています。また、文章関係が重要とされる仕事、研究者や作家さらには学校の先生など、とにかく書類が多い分野では非常に良いことがあるでしょう。調和という観点から、家屋を立てるための土地の購入はよい方位です。 

乙丙(きのと・ひのえ)で起こる可能性の高いこと

乙丙(きのと・ひのえ)は三奇順遂(さんきじゅんすい)あるいは乙奇順遂(おつきじゅんすい)、奇儀順遂(きぎじゅんすい)と言われます。三奇とは十干のうち乙・丙・丁のことを指します。ちなみに、己・戊・庚・辛・壬・癸は六儀と言います。さて、ここでの「三奇」とはまさに乙丙のことであり、「順遂」とは順を追って最後まで成し遂げるという意味があります。この方位は美しい草花が太陽に当たっているイメージでしょうか。この方位を使うと、経済的にも精神的にも恵まれるようになり、あらゆることがうまくいくようになります。特に女性でよいことが起こるとされます。また、順調に地位や名声があがるため、サラリーマンはもちろんのこと、政治家や軍人あるいは大学教官など常に権力闘争にもまれている組織の方にはうってつけの方位であります。 

乙戊(きのえ・つちのえ)で起こる可能性の高いこと

乙戊(きのえ・つちのえ)は鮮花名瓶(せんかめいへい)と言われます。「鮮花」とはつみたての美しい花のことです。「名瓶」とは有名な職人によって作られた花瓶のことで、それ自体に芸術的な価値があるものです。このことから、鮮花名瓶とは鮮やかな花々を豪華な花瓶に入れて飾るというイメージでしょうか。この方位を使うと、目上の引き立てや援助者が現れ自分を助けてくれ、それまで解決が難しかったことが一気に解決することがあります。この方位は自分よりも身分の高い人とつながりが持てるようになるのが特徴です。さらに元から実力がある人がこの方位を使うと、相手を自分の土台に引き入れることができ、相手をこちらのペースに乗せることができるでしょう。

乙己(きのと・つちのと)で起こる可能性の高いこと

乙己(きのと・つちのと)は日奇得使(にっきとくし)あるいは乙奇得使(おつきとくし)と言われます。「日奇」と「乙奇」は両方とも乙を意味します。「得使」とは、それを理解して自分のものとし、使いこなして先を開くという意味です。すなわち乙の吉作用が全面的に現れるということです。この方位を使うと、有形無形を問わず万事が時を得てスムーズに運ばれ、物質的にも精神的にも恵まれるようになります。テコの原理のようなものがはたらき、一をもって十を制し、柔を持って剛を制すことができるようになるでしょう。人間的にも成長し、交際面で活発になり新しい交友関係からチャンスを得ることもあるでしょう。また、それまでの不断の努力と行動により一生懸命育てたものが、加速度的に良くなり、思うような形にできあがります。 

乙庚(きのと・かのえ)で起こる可能性の高いこと

乙庚(きのと・かのえ)は日奇被刑(にっきひけい)と言われます。「日奇」とは乙のことを意味します。「被刑」とは刑罰に処されるということですが、すなわちこの方位は乙の作用がすべてダメになるというイメージでしょうか。この方位を使うと、それまで気づき上げてきたものがぶち壊されるようになります。一言で言うなら関係性の崩壊。友達関係や夫婦関係、恋人関係や兄弟関係などがあります。ことの発端は相手のことを考えずに自分が目論んだ悪事がばれるということもあるのですが、意図せずやったことが大きな問題となり闘争につながっていくというケースも多々あります。 

乙辛(きのと・かのと)で起こる可能性の高いこと

乙辛(きのと・かのと)は青竜逃走(せいりゅとうそう)と言われます。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。青竜逃走とは、神龍が逃げて行ってしまうということです。神様がいなくなるではなく、逃げていくというからには、よほどひどいことがあったのでしょう。この方位を使うと、どんなに一生懸命取り組んでも思うような成果にはたどり着きません。長時間取り組んでも事は実らず、失敗したらしたらで一瞬にして上司や協力者に見放され、夢散り散りとなります。経済的なダメージは極めて大きく、落胆のあまり再度頑張ろうという気力さえ失います。与えられる仕事もどんどん意味のないものになっていき、希望が消えていきます。 

乙壬(きのと・みずのえ)で起こる可能性の高いこと

乙壬(きのと・みずのえ)は荷葉蓮花(かようれんか)あるいは日奇入地(にっきにゅうち)と言われます。「荷葉」とはハスの葉のことであり、「蓮花」とはその花のことです。きれいな池に繁茂するハスが華麗な花を咲かせ、それを見に高貴な人が訪れるというイメージでしょうか。この方位を使うと、それまでじっくりと取り組んできたことが思った以上によい出来上がりに仕上がります。また、目上の引き立てや援助者をしてくれる社会的地位の高い人、英知と高潔を兼ね備えた家柄の良い人が現れ、見通しのつかなかったものが解決するようになります。あるいは才能が認められて起用されることもあります。学問や芸術関連での出会いがあり、格調高く高尚な付き合いが始まります。この人間関係と雰囲気から、もともと持っていた才能が開花するようになるでしょう。

乙癸(きのと・みずのと)で起こる可能性の高いこと

乙癸(きのと・みずのと)は緑野朝露(りょくのちょうろ)あるいは華蓋蓬星(かがいほうせい)と言われます。「緑野」とは、背の低い草が生えた広大な野原のことを意味します。朝方、草原に密生している草花の葉は露に濡れてキラキラと輝いています。ところが日が昇るにつ入れて、露がどんどん消えて最後にはなくなっていくというイメージでしょうか。しばらくすると露が「水」になります。華蓋(かがい)とは、身分の高い人たちがもっていた、花のように美しい衣笠のことです。蓬星(ほうせい)とは北に位置する星ですが、その意味するところ常に内面に禍と福を内包し、不安定かつ癇癪気質の性格ゆえに住居や職場を点々しながら酒や賭博におぼれ家庭内暴力を起こす人物です。このことから華蓋蓬星とは身分の高い人の斜陽というイメージでしょうか。この方位を使うと、それまでうまくいっていたことがあっというまに失敗するようになる、あるいはそれまで熱心に取り組めていたことに何の興味も湧いてこなくなります。潜在的にある実力を十分発揮することができなくなり、やっても無駄だと思うようになります。消極的な姿勢が凶を引き寄せるようになります。 

戊甲(つちのえ・きのえ)で起こる可能性の高いこと

戊甲(つちのえ・きのえ)は、巨石圧木(きょせきあつぼく)と言われます。木が伸びようとしているところに、巨大な石が覆いかぶさり、その成長を妨げているイメージでしょうか。いいえ、むしろ巨石が大きすぎて木が潰されてしまった状態の様相です。この方位を使うとどんなに用意周到に計画して、苦労して取り組んでも、失敗することが多くなります。また、万が一成功しても、他の要因ですぐにだめになってしまいます。こちらの言うことが正しくても、相手の屁理屈で言い負かされてしまうこともあります。それならまだしも、別のルートでこちらが何も言えない・できない状況にされることもあります。不祥事が起こった場合は極めて危険です。大きな壁にぶち当たり続けるので、不平不満がたまり日々の生活自体が重くのしかかります。この方位は健康を損ねることも多いので注意が必要です。 

戊乙(つちのえ・きのと)で起こる可能性の高いこと

戊乙(つちのえ・きのと)は、青竜合霊(せいりゅうごうれい)あるいは青竜合相(せいりゅうそうごう)と言われます。「青竜」とは中国の伝説上の神獣であり、東の方角を守護するとされます。つまり神獣が一同に会した荒れ地に草木が生え、やがて森林になるというイメージでしょうか。あるいは使ったあなた自身が青竜と心身ともに一体化するという様相かもしれません。この方位を用いると、想像力がでてくるので緻密で聡明な計画を立てることができます。つまり才能が芽生えるわけですが、それを目上の人や権力のある人が見出し、引き立ててもらえるようになります。事業・学術研究・スポーツ、芸術あらゆる方面において発展が期待できます。大きな変化が次から次へと起こりますが、概して良い方向に向かいます。精神的にはこれまで悩んでいた事が解決し、未来が明るくなります。

戊丙(つちのえ・ひのえ)で起こる可能性の高いこと

戊丙(つちのえ・ひのえ)は、日出東山(ひのでとうざん)と言われます。読んで字のごとくですが、東の山からゆっくりと日が昇ってくる様相を表します。日の出をイメージしてほしいのですが、早朝の真っ暗闇の中、山のすそ野がなんとなく明るくなり、そして太陽が出た瞬間に閃光が輝き、そして空が明るくなります。太陽が出るまでは大変ゆっくりしていますね。この方位を使うと、まさにそういう状態になり、最初はいろいろと苦しいことが起こりますが、少しずつ良くなり、あるとき一気に物事が進んで解決します。この方角を使った後に起きる困難は少し我慢して取り組んでみるとよいでしょう。すぐには収穫にはつながりません。しかし、時間はかかるもののとても大きなものを得ることができます。

戊丁(つちのえ・ひのと)で起こる可能性の高いこと

戊丁(つちのえ・ひのと)は、火焼赤壁(かしょうせきへき)あるいは青竜天耀(せいりゅうてんよう)と言われます。「火焼赤壁」とはまさしく赤壁の戦いをイメージしたものです。赤壁の戦いとは中国、後漢末の建安 13年 (208年) 年の孫権・劉備の連合軍と曹操との戦のことです。華北をほぼ平定した曹操は、さらに南下しようとして孫権・劉備の連合軍と揚子江の赤壁 (湖北省嘉魚県) で対決しました。このとき呉将周瑜の部将黄蓋が、火攻めの計で曹操の水軍を全滅させています。そして以後曹操は江北の経営に力を注ぐようになり、孫権の江南における地位も固まったのですが、この火攻めの成功を指します。火焼赤壁は、少ない人数で大きな成果を上げるという意味を含んでいます。青竜天耀とは、東方を守護する中国の伝説上の神獣「青竜」が光り輝くということです。この方位を使うと少ない量のわりに大きな成果を出すことができるようになります。コストパフォーマンスや費用対効果が飛躍するといってもよいでしょう。ちょっとした努力や創意工夫が会社内では決定権のある人から、社会的には権力者と呼ばれるような方の目に留まります。それがきっかけとなり援助や引き立てを受け、立身出世、栄転、地位の昇進などがあるます。また、重要だけれども誰も気が付かないようなところを発見できるようになり、効果的にプロジェクトを進めるようになります。研究開発や発明などで極めてよい方位と言えます。周りの人からはきらきらと輝いて見えるでしょう。ただし、調子に乗ってはいけません。周囲の人をサポートする心がけを忘れないようにしないと、大変なことになりかねなにもの、この方位の特徴です。 

戊戊(つちのえ・つちのえ)で起こる可能性の高いこと

戊戊(つちのえ・つちのえ)は、伏吟峻山(ふぎんしゅんざん)あるいは都天伏吟(とてんふぎん)と言われます。「伏吟」とは、物事が動かず活気がないことを表し、八方ふさがりになる状態を意味します。まさに高い山々に囲まれて身動きが取れないというイメージでしょうか。この方角を用いると、ものすごく忙しいのわりに物事が進まず、全く身動きが取れない状況に陥ります。とくに異性関係では失敗し、それまでの幸福が破綻するようになります。一方、自分にとっては相性の悪い人物との交流が始まり、経済的なダメージを受けるようになります。

戊己(つちのえ・つちのと)で起こる可能性の高いこと

戊己(つちのえ・つちのと)は、物似類聚(ぶつじるいしゅう)あるいは戌人入獄(ぼじんにゅうごく、いぬびとにゅうごく)と言われます。「類聚」とは、物事を集めることあるいは集めたものを意味します。従って物似類聚は、同じようなものがたくさん集まっている様相を表したものです。「戌人」とは、犬神人(いぬじにん、いぬじんにん、つるめそう)のことを指します。中世から近世にかけて大社に従属した下級神官で、神人に順じ、境内や御幸路の死穢の清掃などに従事する役職です。先に述べた神人は神社において、社家に仕えて神事、社務の補助や雑役に当たった下級神職・寄人です。この方位を使うと、同じようなどうしょうもないものが集まってしまい、使えないので投げやりな状態になります。例えば怠惰で面倒くさがりな人間やだらしのない人間がクネクネと集まってくるのです。そうこうしているうちに、「朱に交われば赤くなる」で同じような人間になってしまいます。結果、公私ともに凶事が増え、ときに犯罪に巻き込まれたり、犯罪を起こすなどして社会的地位を失います。散財による貧窮もしばしば。 

戊庚(つちのえ・かのえ)で起こる可能性の高いこと

戊庚(つちのえ・かのえ)は、助紂為虐(じょちゅういぎゃく)あるいは助桀為虐(じょけついぎゃく)、都天飛宮(とてんひきゅう)と言われます。「助紂為虐」と「助桀為虐」とは、よこしまなことを働くという意味があります。桀は中国夏国の末代君主で暴君として伝えられております。また紂は殷王朝の末代君主であり、同様にひどい悪政を行ったとされます。このことから転じて、暴君や悪人を助けて悪事を働く人間を比喩的に表しています。この方位を使うと才能を十分もっていながらもそれが認めらず、すべて失敗するようになります。そして次から次へと凶事が起こり、経済的にも精神的にも追い詰められます。その結果、違法なことや悪事に手を出すようになります。例え、いいことに出会っても一度きりになってしまい、反対に一度悪いことに出会うとその縁がずっと続くようになります。 

戊辛(つちのえ・かのと)で起こる可能性の高いこと

戊辛(つちのえ・かのと)は、反吟洩気(はんぎんえいき)と言われます。「反吟」は、吉星はそのよい現象を失い、凶星がその作用をますます増強するという意味があります。そして洩気とは、読んで字のごとくですが、気が漏れていくという意味です。この方位を使うと、それまでうまくいってたことが少しずつうまくいかなくなり、やがて苦労だけになります。それは仕事かもしれませんし、勉強かもしれませんし、家族関係かもしれません。いいえ、どの部分ということはありません。散財もします。健康も害します。精神的にも不安定になるでしょう。災い多くして幸ありません。 

戊壬(つちのえ・みずのえ)で起こる可能性の高いこと

戊壬(つちのえ・みずのえ)は、山明水秀(さんめいすいしゅ)あるいは青竜入雲(せいりゅうにゅううん)と言われます。「山明」とあは緑あふれる豊かな山に太陽が当たり明るくなっている様子を、「水秀」とは池や沼の水が美しく透き通っている様子あるいはガラスのような清流のことを意味します。「山明水秀」とは、美しい山と清い水辺というイメージでしょうか。「青竜入雲」とは、東方を守護する中国の伝説上の神獣「青竜」が雲の中に入り、恵の雨を降らすという様子を表した言葉です。この方位を使うと優れた知性を獲得し、即座の行動によりすべて解決するようになります。その結果、学校の成績があがる、仕事での業績が上がる、家族関係は改善あるいはさらに良くなります。あらゆる面でうまくいくようになります。そして経済的には安定し、精神的には充実した日々を送れるようになります。 

戊癸(つちのえ・みずのと)で起こる可能性の高いこと

戊癸(つちのえ・みずのと)は岩石浸蝕(がんせきしんしょく)あるいは華蓋玄武(かがいげんぶ)と言われます。「岩石浸食」とは、並の人間では絶対破壊できそうもない硬い巨石が、風雨によって溶けるように、あるいは亀裂から内部に入り込んだ水によって粉砕されるように崩壊していくことを指します。華蓋玄武についてですが、華蓋とは身分の高い人たちが持っていた、花のように美しい衣笠のことです。玄武とは、北方を守護する中国の水神で、脚の長い亀に蛇が巻き付いた様子で描かれます。なるほど貴人に水の神とあれば、すごく良い方位なのではないか!?と思いたいのですが、そうではありません。よく考えてください。花のように美しい帽子を、亀と蛇が融合した得体のしれない生物がかぶっているとしたら…。支離滅裂な絵柄になりませんか?戊癸に戻ってみましょう。戊には土の性質があり、癸には水の性質があります。両者を混ぜてしまえば、土は水によって分散し、水は土によって濁される状況になります。このことから華蓋玄武とは、内部で真逆のことが起きる様相を示していると言えます。さて、この方位を用いると、内部矛盾がきっかけとなって、状況が悪化するようになります。場合によっては、他の要因が全く関係なく、自滅することさえあります。仲間割れ、組織内の権力闘争などいろいろあると思いますが、これが顕在化すると爆発的な勢いで広がります。生活習慣病や持病の悪化も心配です。
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紹介文:引越しや旅行の際に目的地の空間エネルギーを移動方位と時間帯から把握し、運気を上げる方法を「方位術」といいます。
そしてこれを研究する領域を「方位学」といいます。

方位学には様々な分野がありますが、中でも奇門遁甲(きもんとんこう)は効果が強いことが知られています。奇門遁甲では各方位の空間エネルギー状態を表す「方位盤」が年・月・日・時の4つの時間軸につくられています。この中でも各時間帯の空間エネルギー状態を示した「時盤」を利用しての移動は極めて強力な作用を発揮するとされます。このことは特に、引越しや時間での移動の多い現代人にとっては大変使いやすいということでもあります。さて、時間帯ごとの空間エネルギーを知るには「時盤」が必要になるわけですが、そこに書かれている五層も読みこなせなければなりません。時盤をつくり、さらに盤を読みこなすということは、これは大変煩わしことです。そんなことをやっていたのでは吉となる方位と時間帯を逃してしまうことになるでしょう。そこで各時間帯の8方位における吉凶の度合いを%で示した「応用時盤」をコンテンツとして提供します。

応用時盤は現代の地図に合わせてやすいように上を北にしました。この方位盤は5層すべてを表示しているので、多くの方位術に応用することができます。これまでは時盤のみで評価しておりましたが、さらにアップグレードし年・月・日盤も加味した評価数値で各方位の状況を表しました。もちろん年・月・日・時盤それぞれについて5層を表示していますから、時盤が必要ない方でも使用できます。このようにほぼすべての情報を網羅した形となります。

さあ、到着する場所の方位域、地域別時間補正、出発時刻を見極めより数字の高い方向へ移動しましょう。引越し、ビジネス、旅行など移動を伴うイベントにはぜひ吉方となる時間帯を。

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海原竜輝

Author:海原竜輝
とある研究所にて生体防御について研究しています。吉方にいくと地球を取り巻く良好な空間エネルギーを取り込むことができ、病気が治癒したり症状が緩和することがあるようです。空間エネルギーはいわゆる「気」であり、水を介して身体に入る性質があります。人体に気を入れ込むには空気を介すこともできるのですが、水を介したほうが効率がいいそうです。水の比熱が高いことは知られていますが、気を溜め込む容量も多いのかもしれません。

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